眠れない|横浜東口メンタルクリニック|横浜駅のメンタルクリニック

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眠れない

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眠れない

睡眠に関して何らかの問題がある場合は睡眠障害と診断されます。例えば、ストレスなどにより寝つきが悪いなど誰もが1度は経験したことがある症状も睡眠障害のひとつである不眠症です。

睡眠障害とは睡眠に何らかの問題がある状態をいい、最も多いとされているのが不眠症です。入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害により、必要な睡眠時間が十分に取れず、睡眠の質が低下することで日中の疲労、集中力の低下、意欲の低下などが起こります。

睡眠障害の治療では、生活習慣や睡眠環境を整えることが大切です。起床・就寝時刻を一定にして生活リズムを整えます。日中は適度に活動的に過ごし、寝る前のカフェイン、喫煙、アルコールは控えます。ぬるめのお風呂で身体を温めることも効果的です。就寝する部屋は快適な温度と湿度を保ち、できるだけ外の音は遮断して照明も適度に暗くしましょう。

生活習慣や環境を整えても改善しない場合や、調整が難しい場合は睡眠薬などの薬物治療が検討されます。

睡眠障害の種類

睡眠障害は、下記のように入眠障害・中途覚醒・熟眠障害・早朝覚醒の4つに分けられますが睡眠リズムそのものの乱れにより、様々な睡眠の問題が重複して現れることもあります。

入眠障害
寝つきが悪く、なかなか眠れないタイプ(30分~1時間以上)で、心配事やストレスなどによって起こりやすくなります。ただし、一度寝ついてしまえば、朝まで眠れることが多いものです。入眠障害は、不眠症のなかでも一番よく見受けられます。
中途覚醒
途中で目覚めた後に再び眠るのに時間がかかってしまう状態です。
熟眠障害
十分な睡眠時間をとっていても眠りが浅く、目覚めたときに「ぐっすり眠った感じ」がしないのが特徴です。
早朝覚醒
朝早く目が覚めて再び眠ることができない状態です。

睡眠障害の原因

主な要因は、下記の通りです。

心理的要因
不安、イライラ、人間関係の悩みなど。
身体的要因
更年期などによるホルモンバランスの変化や頻尿、アトピー性皮膚炎などによる痒みなど様々な身体疾患が要因となります。
環境的要因
季節の変わり目、引っ越し、転職など。
生活習慣的要因
アルコールや喫煙によるニコチン摂取、コーヒーの飲み過ぎなどによるカフェイン摂取過多、入眠前の過剰なネットの利用や携帯・スマートフォンの操作など。

睡眠障害の治療

睡眠障害は、その原因により治療法も変わってきますが、生活習慣の改善と薬物療法が中心になります。
不眠の原因である精神疾患、身体疾患の治療、不適切な睡眠環境などの改善に取り組むことが大切です。

非薬物療法
生活習慣の改善を行います。室温、部屋の明るさなどを調節して睡眠が得られやすい環境にする、音楽や読書などによりリラックスできる時間をつくる、睡眠時間の3~4時間くらい前に食事を済ませ、入浴は1~2時間前にする、毎朝、朝日を浴びて正確な体内時間を設定する、といった工夫があげられます。
薬物療法
不眠のタイプに合う、睡眠薬を内服します。寝つきが悪い、途中で起きてしまう、早く目が覚めてしまう、などの症状に応じて、相応しい睡眠薬が処方されます。原因となる精神疾患がある場合には、そちらの治療を優先して抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬などが使用されることがあります。睡眠薬は、受診時に説明された用法・用量を守って使用しましょう。またお酒と一緒に飲んではいけません。
なお、睡眠薬を急に中止すると、リバウンドで不眠が悪化することがあります(反跳性不眠)。必要が無くなったように思えても、医師の指示に従って、段階を踏んでやめるようにしましょう。